セミ(蝉・蟬)
カメムシ目(半翅目)・頚吻亜目・セミ上科(Cicadoidea)
日本の夏を象徴する昆虫ですね。日本では、地上に出てからの寿命が短いため、「もののあはれ」の代表とされていました。
しかし、幼虫と
して地下生活する期間は3~17年、成虫になってから1ヶ月程と言われていて、昆虫中でも寿命の長さは長寿と行って良いでしょう。
セミは鳴くのはオスでメスは鳴かないそうです。
クマゼミは午前中、アブラゼミやツクツクボウシは午後、ヒグラシは朝夕、ニイニイゼミは早朝から夕暮れまで鳴きます。
セミの抜け殻は、蝉蛻(せんたい、ぜんたい)と言う生薬に使われ、日本でも、消風散で保険適用処方の漢方に使われています。
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界 |
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動物界 Animalia |
門 |
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節足動物門 Arthropoda |
綱 |
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昆虫綱 Insecta |
目 |
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カメムシ目(半翅目) Hemiptera |
亜目 |
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頸吻亜目 Auchenorrhyncha |
下目 |
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セミ型下目 Cicadomorpha |
上科 |
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セミ上科 Cicadoidea |
学名 Cicadoidea Westwood, 1840
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