ゴーヤー(ゴーヤ)と言う呼び名が今では一般的になっていますが、標準和名をツルレイシ(蔓茘枝)言い、苦瓜と言う呼び方でも親しまれてる、ウリ科の沖縄の「長寿食」、沖縄野菜。
ゴーヤー(ゴーヤ)はつる性の一年生草本で、最近は夏の節電対策の一環としての省エネルギー手法として、窓辺や壁面に植える『緑のカーテン(グリーン・カーテン)』用の植物としても、人気となっていますね。黄色い花も可愛いです。
ゴーヤー(ゴーヤ)の実の色は葉と同じでクロロフィルで、光が当たらないと日当たりが悪いと緑が薄くなってしまうそうです。また、完熟すると実はオレンジ色に変化します。
ゴーヤーチャンプルーなどの沖縄料理の食材として知られている他、おひたし、和え物、天ぷら、チップス、ゴーヤー茶などで食べられ、ビタミンCなどの水溶性ビタミンを多く含み、健胃効果のある苦味(モモルディシン(momordicin)、チャランチン(charantin)、コロソリン酸)も含むため、栄養価の高い夏バテ対策の食材、健康食品、美容食品として、広く知られています。
またゴーヤー(ゴーヤ)は、抗ウイルス、抗炎症、コレステロール低下の作用、糖尿病改善効果、抗がん作用(白血病、乳がん)などがある事が解かっているそうです。
一般に2種に分けられると言われ、沖縄産のズングリ型の物、九州産のスラリ型の物に分けられます。沖縄産の物はマイルドな苦味、九州産の物は強い苦味があると言われています。
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